日曜の朝、コーヒーを飲みながら今週書いた記事を並べてみました。
9本もありました。自分で書いておいてなんですが、正直「1週間でこんなに動いてたんか」と驚きます。
値上げの知らせが4件、サービス終了・改悪が3件、詐欺の注意喚起が1件、共済の比較が1件。バラバラに見ますね。
僕もそうです。書いてる本人が、書いた瞬間から忘れていきます。
なので日曜だけは、その週の分を一度並べ直すことにしています。全部読む必要はありません。自分の生活に関係あるものだけ、拾ってもらえたらと思います。
値上げ・値上がり系(4本)
① 食品の値上げが9月に4,531品目、年内最多に
帝国データバンクの調査によると、2026年9月の食品値上げは4,531品目で、これまでで年内最多になる見込みです。8月時点ですでに2,311品目が値上げされていて、前年同月比+80%というペースでした。同じタイミングで電気代の政府補助金も1kWhあたり1円減額され、9月使用分の電気代は大手電力10社で252〜509円上がります。消費税の食料品減税は閣議決定済みですが、始まるのは2027年4月から。今の値上げには間に合いません。
② 水道代が10月からまた上がる(神奈川22%・札幌下水道22.6%)
2026年10月、神奈川県営水道が3年連続の値上げで累計22%水準に、札幌市の下水道使用料は約30年ぶりの改定で22.6%引き上げになります。千葉県営水道・松本市・北見市・下関市も今年すでに値上げ済みです。水道は電気やスマホと違って、契約先を自分で選べません。老朽化した水道管の更新費用と、人件費の高騰、そして使う人が減っているという3つの理由が重なっています。
③ ゆうパック最大40%・クリックポスト30%値上げ
日本郵便が2026年10月1日から、ゆうパックを平均約10%(遠距離・大型は最大約40%)、クリックポストを185円から240円(+29.7%)に値上げします。ゆうパケットは厚さ別料金が廃止されて一律360円になり、1cm以内は250円から360円で+44%です。ゆうゆうメルカリ便は、2026年8月時点でメルカリ側から料金改定の発表はありません。フリマアプリで発送する人ほど、この違いは知っておいて損はないと思います。
④ NURO光が9月から値上げ、解約金ゼロは9月30日まで
NURO光が2026年9月1日から月額料金を改定し、戸建て2ギガ(3年契約)は月520円、10ギガは月550〜570円の値上げです。ここで一番大事なのは、既存ユーザーは2026年7月1日〜9月30日の間なら契約解除料なしで解約できるという点。値上げそのものより、この期限のほうが動くなら急ぐ理由になります。
サービス終了・改悪・制度変更系(3本)
⑤ d払いの特典改悪、PayPay・au PAYと還元率を比較
2026年9月1日から、d払い特典の上限がランクに関わらず一律200ptに変更されました。ランク5は600ptから200ptへ、ランク4は300ptから200ptへの減額です。同じタイミングでPayPay・au PAYの還元率も並べて比較したところ、基本還元率とカード紐付け時の還元率は3社ほぼ横並びで、差がつくのは条件達成後の上乗せ部分だけでした。乗り換える価値がある人は決済量が多い人に限られます。
⑥⑦ 楽天モバイルのauローミング、9月末で終了
楽天モバイルがKDDIから借りているauの電波(パートナー回線)が、2026年9月30日で終わる予定です。人口カバー率99.9%という数字は実際の接続品質とは別物で、都市部・屋外中心の人にはほぼ関係ない一方、地方・郊外・建物の奥にいる人ほど影響が出やすくなります。乗り換え先の候補になるUQモバイルとY!mobileも比較しました。UQモバイルはau回線そのものなので今までの電波の入り方がほぼ残りますが、料金面ではどちらもフル割引に年会費11,000円のゴールドカードが条件という、見落とされがちな注意点がありました。
詳しくは→【9月末で終了】楽天モバイルのauローミング、影響が出るのはどんな人か 乗り換え先の比較→【9月末終了】楽天モバイルのauローミング、乗り換え先はUQかY!mobileか
⑧ ふるさと納税「ポイントサイト経由がお得」はもう古い
ハピタスやポイントインカム経由でふるさと納税をすると得、という情報はまだネットに残っています。でも総務省告示により、2025年10月からこの還元はポイントサイト経由も含めて全面禁止されました。一方でクレジットカード決済の通常ポイント(目安1%)は、今も有効です。ポータル自体のポイントだけでなく、ポイントサイト経由の上乗せも禁止対象という点が、意外と見落とされがちでした。
家計を守る系(2本)
⑨ 「堀江貴文が投資を教える」広告、それ本人じゃありません
著名人の名前と顔写真を無断で使う「なりすまし広告」による投資詐欺が急増していて、消費者庁が2026年9月3日に注意喚起動画を公表しました。国民生活センターの発表では平均被害額687万円というデータもあります。個人名義口座への振込は詐欺で確定、著名人本人が個別にLINEで投資を教えることもない、というのが判断の一線です。SNS広告をよく見る人ほど、一度目を通しておいたほうがいいと思います。
番外:県民共済とコープ共済、月2,000円でも中身は真逆
同じ月2,000円の代表コースでも、県民共済とコープ共済は死亡保障400万円と100万円、入院日額5,000円と8,000円(女性)で、設計思想がまったく違いました。安いから、有名だからで選ぶと、自分の欲しい保障と逆を選んでしまうこともあります。
まとめ:今週は「値上げ」と「終わるもの」がほとんど
9本並べてみると、方向性は大きく3つに分かれます。
- 黙っていても財布が減る方向:食品・電気・水道・郵便・NURO光の値上げ(①②③④)
- 選んでいたものが終わる・変わる方向:d払いの改悪、楽天モバイルのローミング終了(⑤⑥⑦)
- 知らないと損する方向:ふるさと納税ポイントサイト経由の禁止、なりすまし詐欺(⑧⑨)
正直なところ、今週は「得する話」がほとんどありませんでした。値上げと終了ばかりで、僕自身も書いていて気が重くなる週でした。
でも、①③④は自分で対策できる期限がまだ残っています。⑦の乗り換え検討も9月末までに動けば間に合います。「知らないうちに値上げされていた」「知らないうちに終わっていた」状態だけは避けたいところです。
全部を細かく追いかける必要はありません。自分に関係あるものだけでも、一度目を通しておいてもらえたらと思います。今回のニュースにひとつも心当たりがない人は、このまとめ自体、無理に読む必要はありません。
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本記事は、家計改善を実践する会社員が、自身の経験と各記事内で示した公的機関・公式サイトの情報をもとに執筆しています。
本記事は2026年9月6日時点でまとめたものです。各ニュースの詳細・最新情報は、それぞれのリンク先記事および公式情報をご確認ください。